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感声
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生命の躍動は呼吸にあり

長谷寺の仁王.jpg
  佐渡市畑野長谷寺仁王像(新潟県指定文化財) 阿形 (右) 吽形 (左)  
 ●写真協力 佐渡市畑野長谷寺 ●撮影 大澤正行
仁王像
 「仁王像」は仏教の寺院において門の左右に安置される二体の尊像に対する総称である。
 伽藍と仏の守護神であり、外敵を威嚇する身振りと表情を表し、正面から見て右側の像は右手の指を開き一喝するように口を開け、左側の像は金剛柞を持ち怒気を帯びて口を結んでいる。
 彫像製作は平安時代後期。一本割矧造の技法に通ずる点等から平安時代後期に遡るものとしており、京都醍醐寺の像など極めて少ない貴重なものである。

(山主 富田寶元さんより頂いたコメント)



 佐渡の名刹「長谷寺(ちょうこくじ)」の仁王様の画像を掲載させて頂きました。
御許可頂きました佐渡市の長谷寺住職富田寶元様に心より感謝申し上げます。

感声とは

 呼吸は人間にとってもっとも大切な基本運動です。これなくして感声は出来ません。

 仁王さまが示している呼吸法はどの国の彫刻・絵画にも見る事の出来ない日本古来の力士の生命の躍動・究極の力強さ・巨大なエネルギー・偉大な精神力と美を表現しています。

 「あ」と気を強く吐き出す阿形像。「ん」と気を体内に充満させる吽形像。

この呼吸法こそ強靱かつ健康な肉体の最高の姿です。この安定した丹田呼吸は「仁王腹」「瓜腹」と言われるお腹の形にその特徴が見られます。
 これこそ感声を発声する上で不可欠の呼吸法です。心と身体の健康はこの呼吸法によって鍛えられ持続します。
 感声で云う呼吸とはこの点を前提としていますので訓練にあたっては、この形を常に意識し実際に出来るようになって頂く事を願っています。


感声の意味

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 感声とは「心にじる」のことで、心に感じる声とは美しく響く国語(日本語)のことです。「あいうえお」の響く母音とその音色に心が有ります。

 国民的な歌手の三波春夫さんはふるさとの小学校に「その声はそ乃魂の音色なり」という書を送っています。

 マイクを使わず直接伝わる生の美しい声は人の心に直接届きます。
 美しく響く挨拶は、その一言が心に感じ明るく元気なコミュニケーションを生みます。

 古来より伝わる日本語の発声は、音響器機を使用しないでも鮮明に遠くまで心地よく響き渡ってきました。
 「響く」と言う表現は日本語固有のものです。和歌の詠唱・能・歌舞伎・浄瑠璃・民謡などの伝統的な声の源がまさにこの発声によっています。

 響く日本語は、欧米語の発音学習等々の為に作られている発音記号にはあてはまりません。本質的に全く違う声質なので日本語の発音表記は平仮名とカタカナで表わされます。

 同時に、文字や記号による表記ではなく「声」の伝承・口伝として伝えられてきました。何故なら、書物には声そのものを書き込む事が出来ないからです。ここに日本の伝統文化の重要なポイントがあります。ここで伝承されるものは無機質な「音」や「文字」ではなく、活きた人間の子孫に「生きた声」で伝え続けられてきました。
 これこそ日本人の心の伝承です。

 それはあくまでも「声」であって「音」とは明確に区別されます。

 感声アイモは「音」と「声」をこう考えています。
「音」と「声」には共通点と相違点があります。鼓膜や骨等々を通じて脳に伝達される音波信号には「音」にも「声」にも共通する要素です。
 相違点は「声」は人間や1部鳥類にある様に声帯から発声されているものを指しています。また、声は音色・言葉として人間の心の中や意志を伝えるという重要な力を持っています。

 強いて言えば「音」は無機質・無感情なものを指します。「声」は感情・心を伝えるものとしています。
そこで稀に人間の声帯から出るものであっても無感情なものは「音」とする場合があります。欧米の音楽的発音には日本人の感性からして無機質・無感情な「音」があるようです。

 「声」は人間の歴史の中で、あらゆる文化・文明の発展の土台・基礎を担ってきました。
 文字の歴史が約3から4千年とすれば、声の歴史は人類として認められる数万年から数百万年前に存在したと想定します。
 声の化石はありません。録音機もないので考古学的物証に基づく検証が出来ません。しかし、その事実は誰もが感じています。なぜなら現在の私達自身がその証拠だからです。

 本来の日本語の発声が、漢字(唐字・呉字等々を含む)伝来から始り、とりわけ明治以来の欧米化の中で様々に変化しながら、そして徐々に曖昧になってきています。
 しかし、明治期には、まだ新聞・小説などには「読み仮名」がついており、漢字を知らない人でも難しい文字を読む事が出来ました。
 戦後はこの「読み仮名」が無くなり、声を出して文学を詠唱する事も少なくなっています。特に、団塊の世代以降からこの傾向が顕著になってきた感が有ります。
 今や若い世代では、「か゜き゜く゜け゜こ゜」の鼻濁音(美濁音)すら「死語」になっています。

 特に強調したいのは、この鼻濁音(美濁音)が出来なくなると美しい心が伝わらなくなると強く感じているのです。

 「か゜き゜く゜け゜こ゜」のように鼻にかかるように発声することを特に鼻濁音と言いますが、感声アイモでは美しい濁音と言う意味で美濁音としています。

 言葉の暴力(モラルハラスメント)の項で詳しくお話しますが、感声はこの鼻濁音(美濁音)を非常に重要視しています。

 その分かりやすい1例を挙げます。・・・・・ 
 私達は、福祉に関係する活動をしていますので「障害」という言葉に必ず出会います。
行政の中には「障害」のある方に「害」の表記は問題があるとして「がい」と平仮名にするところや福祉関係者では「碍」としている施設・団体もあります。
 これはこれで「害」という表記の違和感を解消して「優しい気持を表わしたい」という願いがある事は理解できます。
 それならば、読み方も優しくする必要があるのではないでしょうか。
 この「害」の「が」の発音は本来「鼻濁音(美濁音)」になります。
 目の不自由な方には「障害」も「障がい」も「障碍」も視覚文字としては意味をなしません。「障害」の「が」が、濁音の「が」と美濁音の「か゜」では全く違って聞こえます。
「優しい気持をあらわしたい」と思っているのであれば目の不自由な方にはそれを声で表現しなければなりません。
 せっかく「害」の表記を変えても濁音では「害」にしか聞こえないのです。そこで「優しい気持」を表現するのであれば声も美しく感じられる鼻濁音(美濁音)にすべきです。ところがこの発声が出来ないとはいかがなものでしょうか。
 特に福祉に関係する行政・施設・団体・御家族も含め全ての方に優しく美しく発声してほしいと心より願っています。

美濁音音声 鼻濁音(美濁音)で「障害」と発声します。 濁音で「障害」と発声します。
       

 実際に、声の違いを御確認下さい。
画像をクリックしますと鼻濁音(美濁音)と濁音で「障害」と発声します。

 いかがですか、声の違いを感じていただけましたか。では実際に発声してみて下さい。
出来た方はきっと目の不自由な方にもあなたの優しい心が通じ、本来の目的が果たせます。
 出来なかった方は出来るように努力して下さい。あなたの声で相手が不快を感じないようにしていただければ幸いです。

 鼻濁音(美濁音)は、高齢者の方も敏感に感じる方が多いので受け取る印象が大きく変わります。
 乳幼児・児童・青少年に優しい心を育む日本語に鼻濁音(美濁音)は欠かせません。

感声の発声

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 感声は、文字で伝わるものではありません。声そのもので感じる以外に違いを理解して頂けませんので、日本語の基本「あ・い・う・え・お」の発声を聞いて下さい。


 発声の位置を咽の奥にします。
歯先や口腔部分にすると響く声になりません。

 なぜ響かせなければならないのか疑問をもたれると思います。今まで話をして不自由を感じた事はない。意味が通じるのになぜそこまでしなければならないのか。

 それは、心に感じるイメージを大切にし、聴く人にも美しい気持を伝えたいからです。

 国語(日本語)は、単に意味を伝えるだけではなく、心を伝える力が特に強い言語なのです。それも言葉の形だけではなく声の響き「音色」に重要な要素があります。

 先ほどの美濁音は、ほんの1例ですが、日本語にはまだまだたくさんの不思議が隠されていて研究者・学者・専門家の中でも共通していません。

 例えば、国語の基本中の基本である「あいうえお・・・・」1つとっても「50音」と「51音」と「48音」があります。母音も古来は「5母音」ではなく「8母音」の方が「学会」では有力だそうです。
 ところが「い・え・お」と「ゐ・ゑ・を」の発声の違いを明確にできる先生に出会えませんでした。つまり、声に関しては統一した典型とでも言うべきものがなく、どの学校でも教わることが出来ませんでした。

 そこで感声アイモは、今まで実際に「声」で活躍されてきた舞台俳優の松村彦次郎先生や詩吟の東郷秀郷先生はじめ多くの先達に御教授頂き、さらに知的・精神的・認知などと言われている方に直接声をかけ、どの「声」が受け入れられたかを確認することで独自に美しい声の響きを実践の中から開発してきました。

 その結果、この発声法が和歌の詠唱・能・歌舞伎・浄瑠璃・民謡などの伝統的な声に近く、簡単な反復訓練と指導練習で短期間に修得する事ができました。
 希望すれば誰もが簡単に修得出来る訓練方法を確立してきたのです。
 同時に、この声でDV被害の家族(母・男児・女児)、発達障害児とその家族、うつ症になった女児、言葉が話せなかった自閉症の複数の青年が心を開き会話が出来・意思疎通が実現したのです。

感声の訓練方法

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 「感声」の基本的な訓練方法を紹介しますので、美しく響く日本語の発声訓練をして下さい。

1、呼吸法
       
 まずは、呼吸法から始めます。
呼吸法には、大別して2種類あります。
一番多い呼吸法は「胸式呼吸法」です。もう1つが「腹式呼吸法」です。
 1級声育士の「感声」は丹田呼吸法を基礎にしています。丹田呼吸法は腹式呼吸法の1つですが特に「丹田(お臍の下10cm前後の腹膜下部)」に意識を集中し、その部分の筋力を強くしながら行う呼吸法です。
 (お腹の形は、東大寺南大門の仁王像を参照して下さい。)


2、発声法
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 始めは呼吸法の延長で、息を長くゆっくり吐きながら咽の奥から「あー」と20秒程声をのばします。


3、日々の発声訓練
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 お腹を膨らませて「ん」・お腹を凹ませて「あ」と発声します。お腹を膨らませて発音するときは声を前に出して下さい。凹ませて出すときは声を引いて出すように訓練して下さい。引き声が自由に出るようになると美濁音の発声がしやすくなります。
 日本語の基本は、「あいうえお」です。
この発声が不安定では、美しい日本語の響きができません。

感声「四十八声」図


4、美濁音の発声
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 「がぎぐげご」と「か゜き゜く゜け゜こ゜」を鮮明に区別出来るように練習して下さい。
 美濁音の発声が出来ない方は、お腹を膨らませて「濁音」「ん・あ」「ん・い」「ん・う」「ん・え」「ん・お」と発声練習をしてから、お腹を凹ませて「ん・が」「ん・ぎ」「ん・ぐ」「ん・げ」「ん・ご」と「美濁音」の訓練が出来ます。出来るようになりましたら、美濁音を出来るだけ短く発声するように訓練して下さい。


5、美しい日本語のリズム
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 日本語の詠唱のポイントは、次の語・文との関係に注意を払います。特に1語・1語の語尾が下がりますと本来の意味が伝わらず、言葉の羅列・棒読みになってしまいますので注意して下さい。
 言葉の羅列・棒読みは非常に聞きにくく、日本語としてのリズムが崩れてしまいます。
 発声が鮮明でも、リズムが不自然になりますと美しい日本語の響きになりませんので注意下さい。

 練習課題 赤い赤い夕日に、青い海が藍色に染まった。

 美しい日本語の響き感声の基本的な点を5つ挙げました。これが出来ると感声アイモが認定する「声育士」の試験を受けることができます。

モラルハラスメント

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1、美しい日本語は心を癒す
 日本語は、心を伝える言語として非常に大きな力を発揮します。同時に美しい声の響きは心を癒します。言葉を理解しない赤ちゃんに「あ・あ・あ・・・」と優しく声をかけるだけで安心して眠ります。この音色が日本語の持つ大きな力です。
 文字の形や正確な発音で意味を伝える欧米語・中国語など世界中には様々な言語がありますが、日本語は文字の形や発音が、他国の文化・習慣を持っている方には極めて曖昧に受け取られる場合があります。しかし、そこには日本人の「気遣い」がある事を忘れないで下さい。
 国際化の中で、日本の文化を再認識する事を願っています。


 美しい日本語が話せないと言うことは心の遺産である古典や伝統文化が伝承できなくなると言うことです。自国の文化の伝承が出来なくなることは心を失い事うことに繋がります。
 心を失ってしまうと人間としての生き方が出来ず、善悪の区別が出来無くなり、全て自分中心の考えで行動し、犯罪すら犯罪と感じなくなります。心の中にある人間性がどんどん失われていくのです。
 「おとなしくて」「もの静かで目立たない」「良い子」に見えますが感情を表面に出しません。人に心を開かない方の声は無感情な感じがします。そう言う人の中にこうした傾向が広がっている予感がします。


 現在、フランスの弁護士がモラルハラスメントと言う言葉を提唱し、注目されてきています。大意は「言葉や態度等々によって精神的ダメージを与える事」です。
 セクシャルハラスメントが犯罪として認知されてきていますが、それと同等かそれ以上に重要な犯罪性があります。
 JR神戸福知山線で発生した列車脱線事故の原因の重要な1つと言われている「日勤教育」をモラルハラスメントの1例だと考えています。
 ともあれ「言葉や態度等々によって精神的ダメージを与えること」は、時と場合によっては人間の心を大きく破壊し、全てを急変させる場合があります。
 いじめ・引きこもり・うつ症・自殺等々社会問題化している事象についてもその中にモラルハラスメントが存在しているのではないかと憂慮しています。

 感声アイモが美しい国語(日本語)の響きを提唱しているのは、美しい声で美しい心を育みたいと言う強い願いがあるからです。

2、声で心を感じる
 国語(日本語)は、世界で最も鮮明に意志を伝達出来る最高峰の言語です。そこには微塵の曖昧さも妥協もなく構成できます。何故なら国語学者の金田一先生も著書に記しておられましたが、英・米語は約3,500語・フランス語で約7,000語の語彙を修得するだけで日常会話が出来るようになります。ところが日本語にいたっては約25,000語以上必要だと云われています。語彙の多さは文化の大きさ・深さを表わしています。

 相手の気持を考えず赤裸々に言葉をかわせば不快感を抱き、その気持から喧嘩へ発展することもあります。それが日本語には極めて多いのです。そこで日本人は相手の心や立場を思い遣る優しい「気遣い」という知恵を使ってコミュニケーションをとってきました。そこでは、音色の中に「本当の意味」を伝え、それを誰もが理解できていました。
 現在はそれが出来なくなってきているのです。不幸な社会問題の遠因がここにあると感じています。
 また、体を使って声を出さなくなってきた為に基礎体力の成長にも悪影響を及していると思います。
 心と体が健康になってこそ様々な問題に立ち向かうことの出来る基本的な要素です。

 ここで敢てモラルハラスメントという言葉を使ったのは、家庭や地域・学校・職場や社会における言葉の乱れが意識するとしないとに関わらず、結果として幼児・児童・青少年・同僚・上司・部下・近所等々に心のダメージを与えているのではないかと考えているからです。
 それも何代かに渡ってそれが継続され、それがさらに進化して現実的な暴力・自己否定(自殺含む)の段階にまで及んできたという危機感を持っています。

 心を感じる人たちは非常に敏感にそれを感じています。美しくない言葉には口をつむぎ・会話もしません。好き嫌いが率直で一瞬に反応します。

 幼児期には母親と父親の言葉自体が曖昧な為に聞き取れず言葉を覚えられないと言う現象があり、そこで発達障害と診断される場合もあるのではないかと思える節も有りました。
 何故そう言う事が言えるかと云えば、心に響く美しい感声の鮮明な声で訓練すると大変好かれて、日常会話が直ぐに出来るという事例が数多くあったからです。
 ところが、不思議な事にこの話をしても多くの人は自分の言葉に問題があるとはすぐに信じません。
 自分が話している日本語に問題があるのではなく相手が話せないのが問題だと考えているのです。これではいつまで立っても問題の本質が見えず解決の糸口すら見えません。

 もう1度あなたの日本語を点検してみて下さい。感声を修得して問題に取り組んでみて下さい。その上で課題を鮮明にしても良いのではないでしょうか。このままで行くと何も不自由(障害)がないのに知的・精神的という診断が急増してしまいます。
 また、いじめ・引きこもり・自殺も軽減できず高止まりを解消できないでしょう。

3、百の理論よりひとつの行動
 気付かない内に、子供から嫌われ、乱暴な言葉を浴びせられたり、周囲の人から疎遠になり、無視され、疎外感がではじめたら注意して御自分の日本語を点検して下さい。

 語尾下がりは相手に威圧感を与え、嫌悪感・反抗心を醸成します。か弱い声は優しさよりも甘えを許し、後に強い言葉の前に狼狽されるかも知れません。
 言葉から受ける感じが人の心を良くも悪くもしていく力が有る事を御理解下さい。
 
 相手に不快な感情を言葉で与える事もモラルハラスメントに発展します。
 それが家庭で・地域で・学校で・職場で気付かれないまま日常的に進行し、蔓延することは、精神的暴力が日常的に横行する事と同じです。それが常態化していくと取り返しのつかない結果も招来しかねません。

 それが思っても見なかった言葉の音色で行われているとすればどうすればよいのでしょうか。

 100の理論より1つの行動が問題を解決します。
 美しい日本語の響きで話せるよう、日本語の発声と会話(スピーチ)の訓練に取り組んで下さい。
 欧米では「スピーチ」を人間育成の重要な要素と捉えていますが、日本ではそうした意識が弱いようです。
 かつての日本では人間形成の為に文化(祀り・祭りなどの行事等々含む)と家族の絆(家庭教育)地域の絆(地域コミュニティー)がありましたが現在はそれが薄れてきています。自分の考えを人に素直に伝えられない・言葉すら満足に話せない現象が起こってきています。

 言葉の訓練は、今すぐにでも始められます。

心と体の免疫力

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 免疫力は現在特に重要になっており、とりわけ人間にとって非常に重要な働きをしています。
 薬の効かない細菌がどんどん増え、院内感染・入浴時感染・川遊びや自然の中でも抵抗力の弱い幼児や高齢者は大きな危険に曝されています。薬が効かないとなれば頼れるのは免疫力です。

 人によっては同じものを食べても体調を崩す方も有れば、影響のない方も居ます。その違いの一つに唾液の違いが有ります。唾液の中には個人差が有り、消化力(殺菌力等々)の強い方はおおよそ何を食べても食中毒になりません。しかし、弱い方は少し痛んでいたり、自然界にいる多くの細菌にも抵抗力がありません。

 「笑う角には福来る」ということわざが有りますが、笑いによって免疫力の向上がはかれる事は最近特に注目されてきています。横隔膜の運動を中心とした腹膜全体の運動が内臓を強化し、呼吸器官を強くするのがその大きな力だと思います。
 しっかりした呼吸による酸素摂取自体、からだの活性化と常に発生している癌細胞や細菌・ウィルス等々を消滅させる力が有ると聞きます。
 また、内臓全体の活性化は健康の基本です。

 感声の発声訓練は、基礎段階からこの笑いの運動と共通しています。それ以上に体の幹、胴体の運動を行います。医学用語でこの胴体のことを「体幹」とも云います。
 国語(日本語)を美しくしっかり話すことが身体を丈夫にして健康になり免疫力の向上にも繋がるとすればどうですか。素晴らしいと思いませんか。
 さらに心の健康にもその威力を発揮します。

 以前、医学博士から軽いうつ症は大声を出すだけで治ってしまうと伺った事が有ります。
現に私達は、当時小学4年生に成り立ての女児がうつ状態になったため、そのお母さんから泣きながらの相談を受けたことがありました。

 ピアノ・バレー・学習塾・英語教室・絵画教室等々それはそれは多忙なスケジュールでその子は一生懸命がんばっていました。しかし、突如「何もしたくない」と言い出して全く無気力になってしまったのだそうです。
 しかし「絵画教室だけは行く」といってやってきました。絵を見ると今まで元気に描いていた時とは様変わりし、何とも奇妙な絵です。クリスマスの絵を描いたのですが、もみの木が異常に小さく、トナカイが画面の左から小さく首だけアンバランスにでています。そこで、たくさんの遊びをしながら、絵を描く事・犬を飼ってそれを描く事などをしました。すると半月もしない内に全快しました。
 DVの被害者母子も相談に来ました。御主人の暴力でお母さんは心の不調を訴え、当時幼稚園の女児と小学3年生の男児は男性の成人との会話も対面も出来ない状態でした。始めは、女児がお母さんの背中に隠れて来たのです。

 そこで行ったのが「あいうえお」と感声が開発した独特の絵画指導です。するとあまりの楽しさに女児がお兄ちゃんに話をし、いっしょに参加する事になって、3人で来ました。
 それからは楽しい時間の連続です。兄妹が進んでやってきました。大きな声でストレス解消・不思議な絵画指導でどんどん絵がうまくなり、「学校で賞をもらった」と嬉しそうに報告してくれました。それが一つの自信になりました。兄妹はすっかり全快しました。お母さんも大喜びでした。
 心の免疫力は、感性の中に有るようです。

 感声は、この心と体の免疫力を同じに高めるものです。
 どうしてこのような事業を行っているかといいますと、今日までの実践から美しい日本語の響きがそれを証明してきたからです。そして現在の社会問題を解決出来るもっとも大きな力と確信しているからです。

 美しい日本語の響きがその本来の力を発揮し、様々な社会問題の具体的解決に貢献できることを心より願っております。
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