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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


就職するなら明朗塾
千葉県 八街市「就職するなら明朗塾」 知的障害者授産施設 定員80名
平成20年3月14日(金)第9回研修



 障害のある方が就職に向けて積極的に発声訓練に取組んでいます。

 就職指導をする施設職員の皆さんも積極的です。

 今まで、訓練に参加せず、声を出さずコミュニケーション障害かなと思えた人が元気に話しかけて来ます。その方は初めはソファーで寝そべってばかりいましたが見違えるほど積極的に前に出て朗読します。

 声を出すとき「キーキー声でいい」と話しかけます。しかし、感声の発声は、全身を使って力一杯発声する方法ですから作った「キーキー声」は長く続きません。
 自然に普通の声に戻ります。それは、全身を使って力一杯発声するので喉が痛くなってしまうからです。
 ですからその人が持っている一番美しい・本物の声でなければ発声をしても長続きしません。それを理解して頂くと声量がつき、気持ちよく大きな声が響くようになるのです。

 感声は自然に素直に声が出せるようになる発声方法です。そこで、良い声で会話して下さったのです。
 元気に会話出来る人はコミュニケーション障害とは言いません。

 発声課題が「出来る人」と声をかけると「ハイ」と元気に手を上げてどんどん前に出て来ます。
 自閉症の方も自発的に発声・朗読、会話をします。研修が終わってからも質問など積極的に話しかけて来ます。会話が出きれば社会で自立する道が大きく開けます。家庭も学校も社会もこのコミュニケーション障害を克服するスキルを活用してほしいと願っています。

 発声訓練を終え、廊下や玄関でそれぞれ発声している声が響いています。帰る時は名残惜しそうな表情をしながらも元気に見送って下さいます。

 「就職するなら明朗塾」の職員や施設を利用する皆さんに、さらに訓練を積み重ね声育士の認定を受けて頂きたいと願っています。

 
平成20年2月 15日(金)第8回研修



 八街市で予定している感声アイモの全国報告会に協力して下さる八街市社会福祉協議会の方が感声研修を見学に来て下さいました。

 はじめに、木村理事長と講師の菅原が披露した民謡「両津甚句」に手拍子を打ち、利用者のみなさんと一緒に呼吸法から「あかはなま・・・・・しいたらさやわ」の発声訓練。
さらに「おくのほそ道」の朗読まで体験して頂きました。

 後で感想を明朗塾の職員の方に伺いましたが「血管が切れそうだった」とのことで、大変感動して頂いたと思っています。今後とも宜しく御願い致します。

 感声アイモの活動は、文書を読んだり色々な方のお話ではその内容を伝える事は難しいと思います。とにかく1度現実に聞いてみて下さい。そうすれば100の説明より有益で、一瞬に理解出来ると思います。

 その一瞬で伝わる感覚・伝える技術が感声でもあります。
その声で施設を利用されている皆さんはどんどん明るく元気になって会話をして下さいます。

 自分を主張し、表現して下さるのです。それがさらに高いレベルに発展していくのです。明朗塾の皆さんは今、その段階に到達して来たようです。

 今まで、一生懸命発声していたYさんと別にソファーで寝ていた人が参加を始めました。今日は積極的に会話し、発声もいっしょに出来る様になりました。

 一生懸命「あーーー」「かーーー」・・・・と大きく個性的な声で、皆さんと一緒に発声出来る様になったのです。ニコニコしながら前に出て積極的に発声して下さる様になりました。

 また、今まで参加されなかった方も最後まで一緒に感声の時間を過ごしています。

 漫画を得意とする人は、わざわざ作品を発声訓練会場に持ち込んで、ペン入れを見せて下さいました。(写真) なかなか夢のある素晴らしい作品です。

 とにかく「やりたい人」と講師の菅原の一声に「ハイ」と元気に声を上げる人が多くなりました。

 全体がいつもの様に、「あかはなま・・・・・しいたらさやわ」と「おくのほそ道」の発表と進んでいきます。発表する皆さんはどんどん大きな声が出る様になっています。

 「かごめ・かごめ」を唄いますが一人ひとりが名前わ呼びリレーで繋がります。

 今回は、研修が終わるといつもと様子が違ってとても嬉しい事がありました。
自分の気持ちをノートに書いてみせて下さったのです。その中には「ありがとうございました。がんばって練習します。」と記されていました。彼は、私たちにそれを見せて頬を真っ赤にしながらニッコリと微笑んで下さったのです。そして、帰る時は玄関でも楽しい会話をしました。

 またもう一人の女性は「私も一生懸命覚えてくる」と言って教材を嬉しそうに握りしめていました。彼女は積極的に練習するため自主的に教材を職員からもらって来たのです。

 Iさんは「もっと読みたい。今度ここが読みたい。」と、私たちに話しがしたくてしかたがない様子をひしひしと感じました。また、はじめて前に出て発声してくれたKさんが再び発声にチャレンジして来ました。

 講師の菅原が一声出すとオウム返しに出します。
 それはそれはとてもハッキリと大きく良い発声でした。今日は,本問いに素晴らしい発見の日でした。

 私たちが確信しているのは、発声によってこの自発性・積極性が発揮されていくということです。就職するなら明朗塾もその段階に到達しました。

 施設によって多少の時期的な違いはありますがおよそ6ヶ月でこうした自発性と積極性が現れます。この段階に来ますと非常に急速に訓練が進みコミュニケーションの質が変わって来ます。

 この技術があれば、家庭でも学校でも地域でも企業でも積極的な本物のノーマライゼーションが生まれると思います。

 いよいよ企業との合同研修の準備が出来て来ました。
これから自立に向けたモデル事業に発展させていきたいと計画しています。
 「就職するなら明朗塾」の皆さんこれからも宜しく御願いします。
 
平成20年1月 24日(金)第7回研修



 1月15・16日に徳島県に行ってきましたので、お土産に「阿波踊り」のテープを紹介し、これに合わせて「あかはなま・・・しいたらさやわ」の発声をしました。

 すると皆さんの雰囲気が明るくなり楽しい雰囲気になりました。

 就職するなら明朗塾の施設長さんが利用者の皆さんの変化を大変喜んで下さいました。

 今まで、ソファーで横になっていた方が積極的に参加し始め素晴らしい笑顔で会話をしてきました。

 ニコニコしながら「どこから来たの」と言いながら手をつないできます。そして、発声訓練で「あかまなま・・・」を読みました。

 自閉的な印象を受けた方が積極的に会話してきたのです。
また、「じゅげむ・じゅげむ」を知っていると声をかけて下さった方も出てきました。

 そこで「ジュゲム・ジュゲム・ゴコウノスリキレ・・・・」とやると言い忘れた所を的確に指摘して下さいました。

 今まで、訓練には関心が無いようにしていた方が,しっかり聴いていました。ハッキリ発声して下さいます。そして、恥ずかしそうに「前に出て読むのは嫌だ」と言いながらも「おくのほそ道」をしっかり読み出したのです。

 私たちが願っているのは、大きな声で「あかまなま・・・」と「おくのほそ道」を読んで頂く訓練を通じて、心を開いて頂くことです。
 そして会話によるコミュニケーションが楽しく出来るようになって頂くことに主眼を置いているのです。

 どのような教育法を実施しようと医学的な措置をしようと会話によるコミュニケーションが出来なければ社会参加・自立は難しいと思っています。

 教育学・医学でも難しい・実現するのは困難とされていることが月に一度、わずか1時間20分程度の発声訓練を6から7回続けただけで、心が通じるようになったのです。特に専門的知識を必要とせず,誰にでもできるごく当たりまえの訓練がそれを実現し、実施している施設を中心に大きな共感を呼んでいるのです。

 「心を通じ合う」これこそ今の時代に切望されている「心のコミュニケーション」ではないでしょうか。「頭で考える」ことに偏らず、意識を変えて「気持ちよく声を出す」に切り替えるだけで実現出来るスキルです。意識改革のポイントはすぐ目の前のあなた自身にあります。

 このスキルが、他の地域も含め11の施設で実施されています。毎回新たな感動が生まれているのです。

 明朗塾の皆さん感動をありがとうございます。今後とも宜しく御願い致します。

 感声アイモは、この事実に励まされ、楽しそうに声を出して下さる皆さんのエネルギーを感じながら更に次のステップに向かって進んでいきたいと考えています。
 
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