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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


グリーン・フィンガーズ
埼玉県 さいたま市「グリーン・フィンガーズ」 知的障害者授産施設 定員14名
平成19年 12月10日(月)第7回研修



 いつも元気なご挨拶で出迎えて下さるグリーン・フィンガーズのみなさん。

 この日は、耳の不自由な方の為に手話の方が2人いらして通訳をしながら発声をしました。

 発声は、会話のコミュニケーションに欠かせないものですが、身体の機能回復・健康増進にも影響があると思っています。
 確かに、耳が不自由な方がコミュニケーションをするには手話と云う方法があります。しかし人間の身体と心の成長にそれだけで良いのでしょうか。声が聞こえないから話さなくても・声を出さなくても良いのでしょうか。

 日本語の発声を会話機能という面からだけではなく聞こえなくても声を出すことは非常に大切な事だと思います。

 そう思うとき、グリーン・フィンガーズのSさんは口の形を目で見ながらご自分でも「あ・お・う・え・い」と大きな声を出します。まわりの仲間も声を出すSさんを暖かく見守り、連帯感を実感しています。

 感声の発声訓練では大きな声を全員で出しているうちに非常にあたたかくなり,汗が出てきます。

 Sさんの声の質も変わってきました。どんどん声が大きくなり元気になってきているようです。一生懸命な心が伝わって来ます。

 みなさんと同じように一言一言「あかはなま・・・・・しいたらさやわ」と声を出します。グリーン・フィンガーズはみなさんが熱心で一人一人、夫々の課題を朗読します。Sさんも「おくのほそ道」の発端を元気な声で朗読しました。

 目の不自由な方も大きく拡大コピーした教材を一生懸命見ながら声を出します。とても積極的で声の質もどんどんレベルアップしています。

 声を出す事は皆さんが活き活きとなり素晴らしい事です。支援員の方も本当に大きな声になりました。

 熱心に発声するみなさんの当面の目標は「3級声育士の認定」のようです。
支援員の方もそれに向け練習しているそうです。

 2月と3月に認定試験を行いたいと思います。
 みなさん声育士認定に向けて大きな良い声を出して下さいね。


平成19年 11月26日(月)第6回研修



 「こんにちは・いらっしゃいませ」と元気な声で、出迎えてくださる「グリーンフィンガーズ」の皆さん。
 収益の中心である「パウンドケーキ」(写真上)は、イベントが重なった11月の中心商品でした。また、カレーライスも販売し、250食以上の実績をあげました。
 そのときの「いらっしゃいませ。ありがとうございました。」と大きな声で対応する皆さんの顔が浮かびました。

 この日の昼食は、施設長さんが朝の3時から起きて準備したカレーです。10数種類のスパイスを配合して特別おいしく出来上がりました。感声アイモは少し早めに施設につきましたので思いがけずご相伴させて頂きました。ありがとうございます。

 意欲的に発声訓練を続ける皆さんに、声育士の試験内容を実際の声で紹介致しました。

3級声育士の資格認定試験項目は

1、「あいうえお」の鮮明な発声。
  チェックポイントは、元気で明るく歯切れの良い響く声です。
2、「あかはなま・・・・・」四十八声の暗唱。
  五・七のリズムでよどみなく詠唱する。やり直しは3回以内。
3、鼻濁音(美濁音) 「か゜・き゜・く゜・け゜・こ゜」の鮮明な発声。
  短く・歯切れの良い鮮明な鼻濁音(美濁音)の声。

 皆さん一人一人大きな声で練習しました。3級の認証を出せる可能性のある方がどんどん増えています。

 さらに、2級声育士の資格認定試験項目の紹介をしました。
3級声育士の資格認定試験項目に加えて次の項目が加わります。
1、「あかはなま・・・・・」四十八声とこの逆回りを加え九十六声の暗唱。
2、「おくのほそ道」の暗唱
3、「赤い赤い夕日に青い海が藍色に染まった。」の朗読。
4、高齢者向け健康運動の指導。「呼吸と発声」「発声と手足の運動の連動」方法を習得し、高齢者の健康維持・機能回復運動に活用出来ること。
です。

 施設の職員の方を中心に上記の点についても有望な方がいらっしゃいます。

 このように、いよいよ感声の声育士として活動が出来るように次のステップにレベルアップする段階にグリーンフッンガーズの皆さんが訓練を積んでいます。

 この日は、感声アイモの声育士に関心を持ち参加した大学院生も初めての経験に感動していました。

 来年度に向けての感声アイモの「全国報告会」(仮称)の打ち合わせも施設長さんと理事の方にしております。

 埼玉県全域に広める意味で色々な企画を考えていきたいと思います。

宜しく御願い致します。

平成19年12月10日(月)第7回研修

平成20年 2月29日(金)ご家族と一緒に交流会を予定
平成19年 10月29日(月)第5回研修



 独立行政法人福祉医療機構から3名の方が研修状況を見学に来られました。
丁度、「おくのほそ道」を木村理事長が朗読している時で、朗々と「草の戸もーーー住み替わる代ぞーーーひなの家???」と声を響かせていた時に、ドアが開きました。
 あまりの大声にびっくりされたのでしょうか笑顔で聞いて頂きました。

 次に紙芝居「縄文の声」を菅原が演じグリーンフィンガーズの皆さんと一緒に聞いて頂きました。

 いつもの発声訓練と合わせた「おくのほそ道」の朗読です。独り独り全員が少しづつ詠んでいきます。グリーンフィンガーズの皆さんは大変に研究・工夫に積極的で、視力が弱い方には「おくのほそ道」の教本を拡大して訓練に活用しています。
 一生懸命に詠んで頂く声にどんどん力がついています。

 脳硬塞で、身体が不自由な方もアイモの研修には3人の方が欠かさず参加して下さいます。車椅子から立てない方がお1人いらっしゃいますが、お腹を膨らませたり凹ませたりしながら声を出す運動には少しずつ馴れてきて頂いているようです。
 そこで、身体に力の入る呼吸の仕方をお話しました。

 身体を動かす時は、この方法を取るようにするとスムーズに動けるようになり、必ずよい結果が出てくると確信しています。

 実は同じような境遇の方を訓練し、腕が上がり、歩けるようになり、カラオケで歌を唄って高得点を出した人も居たのです。

 その変化の際は、動き始める時に暖かくなり痙攣が始って感覚が戻ってきたそうです。人間は飽きらめず一生懸命に訓練を続ければ、どんどん強くなって行けると言うことを実感してきました。

 グリーンフィンガーズの皆さんは私達が行くと「今日は」「いらっしゃいませ」と素晴らしく元気な声で迎えて下さいます。アイモの訓練でこの声がどんどん元気になっているそうです。

 そのせいか、10月の営業成績が向上して64万円を越えたそうです。これが平均して持続出来るようになるよう期待しています。

 見学にきて頂きました皆様に是非この元気を多くの方に紹介して頂き、地域の福祉向上に活用して頂くよう御尽力頂きたいと願っています。

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