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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


岩の平園・第二岩の平園
新潟県 佐渡市「岩の平園」「第二岩の平園」知的障害者更生施設合計定員100名
平成20年4月17日(火) 第10回研修



 新穂ダムの桜が2000本満開でした。施設の皆さんは昨日お花見をしたとのこと。そこで日本古謡の「さくらさくら」を一緒に歌いました。
 今年は、独立行政法人の事業も2年度目、いよいよ仕上げの年度となります。
 佐渡は伝統文化や歴史の宝庫です。この頃は島内の各集落はそれぞれで祭りがにぎやかに始まります。
新穂は、山王まつり・流鏑馬。赤泊は、小獅連。
相川は、おけさ華の乱・春駒・ちょぼくり・文弥人形芝居・薬師太鼓・佐渡おけさ・歌と踊り・鬼太鼓等々。
 恵まれた環境を一身に受けている皆さんはそれはそれは美しい色彩の持ち主です。
 今回も、版画家の小林寿一郎さんと一緒にアクリル絵の具を使った瞬感創造画の「絵画研修」を行いました。
 20名参加がありました。なぜか回を重ねるごとに増えて来ています。2名の職員は準備と製作にと一生懸命お手伝い頂きました。

 元気な挨拶で始まり発声訓練をします。まず気持ちが落ち着くように一杯に深呼吸して「アーーーー」と発声しながら声を出す運動を繰り返します。
 続いて「あいうえお」。絵が上手になる様に指の運動をしながら声を「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ」と出します。この発声が身体を暖かくするばかりではなく、絵を描く上での集中力を増し、美しい心の絵の表現力を高めることになります。


 感声アイモが「岩の平園」で進めて来た「絵画による社会参加事業」が着実に進んでいます。心の芸術品で「心の問題」に明るい展望をひらき社会貢献できれはそれは大きな力に成長出来ると思います。

 施設の中には声の出し方が不得手で発声が苦手な人がいらっしゃいます。コミュニケーションがうまく出来ずに自分の意志を上手く表現が出来ませんが、絵画製作を通じてこの問題が少しづつ新しい展望を開いているようです。
 始めから発声を目指すのではなく芸術の感動によって進む道をめざして行ってきた絵画指導も新しい段階にさしかかっている感があります。
 毎回感じる、充実した時間と描き終わった後の清々しい気持ちが何とも言えません。
参加者が元気よく「ありがとうございました。」と挨拶し、研修を締めくくります。



H.20「つくしんぼう」第244号
(「つくしんぼう」第244号(平成20年3月31日付))


 今回で2回参加したKさんは、心の内側を作品を通じて見違えるような表現力を発揮して下さいました。オリジナルの素晴らしい作品が出来上がったのです。
 初めて描いたTさんはとても美しい春の桜色で楽しく表現して下さいました。
 お手伝い頂いた職員の方も「こうした美しい作品をぜひご両親にも見て頂きたいですね」とおっしゃってくださいました。
 前回撮影した集合写真が広報誌「つくしんぼう」第244号(平成20年3月31日付)に紹介されました。ありがとうございました。
平成20年3月4日(火) 第9回研修



 発声訓練をしてから絵画制作を始めます。

 この絵画を新しい社会参加・自立の為のモデル事業に繋げていきたいと思っています。

 新潟県展の審査員で版画家の小林寿一郎先生が協力して下さっていますが、特別の指導をしなくとも出来上がる作品。その輝く色彩・大胆な構図に先生も大感動されています。

 佐渡市新穂は山下清画伯のお母さんの実家のある土地。
「岩の平園」はその新穂にあり、国鳥「とき」の飼育で有名です。

 こうした風土の中で育まれたのか,絵画製作に参加する皆さんは表現が自由で楽しい気持ちが素直に伝わって来ます。芸術には知的・精神的障害という言葉は必要有りません。そこにあるのは心に直接伝わる魂の声が作品に生きている事が大切です。皆さんの絵は、力があり、芸術の持つ使命を果たしていると実感しています。

 この作品製作は、施設職員の皆さんの意識を少しづつ大きな自信と希望に変化させているようです。

 ここで製作した作品は、首都圏で活用する計画です。その打合せを協力して頂く企業と行っており,後は活用出来る作品群を着実に増加させるだけです。
 事業として成り立たせていく為には、最低でも200から300点以上の作品が必要です。

 現在、作品の質を向上させながら一時的な協力ではなく,心から飾りたいと言う作品を沢山製作する事にしています。
 その点「岩の平園」の皆さんが、のびのびと製作した作品はダイナミックで色彩感覚が良く質が高くもので、今後が楽しみです。

 いよいよ、春爛漫の季節となりました。佐渡のさくらは、その澄んだ空気に美しく輝き、心和む時間を作ってくれます。

 今回は、岩の平園の広報に掲載する取材と写真撮影がありました。園長さんも次々に出来上がる皆さんの作品をご覧になり心より微笑んで頂きました。

 皆さんも是非、佐渡にいらして下さい。

平成20年2月12日(火) 第8回研修



 雨のち雪。山は美しく、寒風に純白の雪がサラサラと舞う佐渡。

 版画家の小林寿一郎さんと一緒に岩の平園にアクリル絵の具を使った瞬感創造画の「絵画研修」に伺いました。

 今日は岩の平園でも防災訓練を行ったそうです。

 元気な挨拶で始まり発声訓練をします。徳島の「あわおどり唄」とかけて「あ・わ」の発声。続いて「あいうえお」。絵が上手になる様に指の運動をしながら声を「ハッ・ハッ・ハッ・ハッ・ハッ」と出します。この発声が身体を暖かくするばかりではなく、絵を描く上での集中力を増し、美しい心の絵の表現力を高めることになります。

 芸術的に優れた感性を持っている方は、ずば抜けた感受性と表現力を秘めています。
その力で社会に貢献する使命があるのです。

 一切の雑念にとらわれない巨大な集中力。それは、芸術家だけが感じ取れる偉大な精神力です。

 この日版画家の小林寿一郎さんから次のようなコメントを頂きました。
・ 雲雀がさえずる様に色が絵の中でさえずっています。
・ 施設のなかにあっても心は豊かで自由な彼らの一生懸命な生き方が、強烈な生命の発散がストレートに伝わって来ます。
・ アートの世界には変に作為的な作品も多いが、彼らの独特な表現は非常にピュアーで変な作為が無くストレートで個性的で魅力のある作品です。
・ 最高の感覚が色彩を超えて心そのものを表現しているようです。
芸術家が感じる生命の息吹を学びました。

 パワフルな筆の運びにみるみる作品が生まれでます。全く新しい独創的なセンス。その作品は、回を重ねるごとにどんどん洗練されて来ます。

 感声アイモがめざしているもう1つの社会参加事業。それは心の芸術品による社会貢献です。それが佐渡の「岩の平園」でも着実に進み始めました。

 どうしても発声が苦手な人は,始めから発声を目指すのではなく芸術の感動によって進む道を模索しています。美しいコミュニケーションは感声で実現しますが、芸術作品でもそれは可能です。芸術作品は、視覚から一瞬で豊かな心を美しい色彩と共に醸成して、あたりの空気を暖かい風が一気に広がり、全体を包んでしまいます。

 描き終わった後の清々しい気持ち、充実した時間。
皆さんで元気よく「ありがとうございました。と挨拶します。
 Tさんが帰る時に初めて言って下さいました。本当に嬉しくなりました。
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