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 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障害者基金」助成事業
「感声による社会活躍・自立支援システムづくり事業」

 事業の目的と意義


若駒の里
東京都 文京区「若駒の里」知的障害者更生施設 定員30名
平成20年4月22日(火) 第10回研修



 前に出て朗読することで心が明るくなります。
 若駒の里では、はじめて出て下さる方がふえました。出来ると皆さん楽しくなって感動して下さいます。
 大喜びで「ハイタッチ」これが若駒の里では恒例になって来ました。

 声がだしずらい利用者さんも「ア」と「ウ」とか、まだ意味のあることばになっていませんが、発音は出来るようになって来ました。
 なによりも積極的に参加してくださることです。

 現在、施設長さんとも相談して「アクリル画」製作の準備をしています。
若駒の里の利用者さんには、カラフルで素晴らしい作品を描いている方がいらっしゃいます。発声や話しが十分出来ない方でも表現する力は非常に大きいものがあります。
 新しい作品を1日も早く作りたいと願っています。
 「ありがとうございました」と今日も元気に挨拶した後は、皆さんで後片付けをして下さいます。
 その動作は非常にきびきびしています。「みんな見て見てー」と朗読する時に声をかけるKさんは、カーテンを閉める係で素早くしっかりできました。
 ありがとうございました。

平成20年3月18日(火) 第9回研修



 雰囲気がいつもと少し暖かくなってきました。参加される方が多くなって来たようです。

 ご家族の方も参加され、一緒に発声して下さいます。ご家族の方が自宅でもこの訓練をするとお子さんはもっと自信を深め元気に声を出してくださるようになります。

 4から5年ほど以前だったでしょうか、幼稚園の年長で翌年小学校に入学する発達障害児を小学校の2年生迄訓練した事があります。その時は、条件としてご両親が一緒に発声訓練を受ける事として行いました。
 ご家族が、一緒に訓練しおなじ発声を家庭でも継続するとその力は施設の訓練とも相まって急速に成長します。2年生になって,その児童は学校でも活発に授業を受けているとのことで、その日も元気に「おはようございます」といってペコンと頭を下げて挨拶したのです。そのキラキラした目が印象的でした。

 今、その時のような目の輝きが若駒の里の皆さんに見えだしたのです。
前回「イヤーー」と叫びながら読んだEさんが前に来て朗読します。

 先月とは違い「イヤーー」と叫ばなくなり、声も大きくなりました。それどころか少し自信がついたのか最後までしっかり読み「やった」と言わんばかりの笑顔で席に戻ったのです。

 他にもしっかり読める方が増えて来ました。

 研修を終えて、施設長さんとの打ち合わせで「野田芽吹学園」と「岩の平園」で実施している「絵画製作」をはじめる事としました。

 施設の方の絵画作品を見ながら、今のままでは単なる訓練の為に絵を描いているのですが、今後は社会との関係を持つ作業としての絵画製作を目指していきます。言葉はうまく話せなくとも絵や書に素晴らしい才能を見つけました。

 これから20年度の事業の中で実施していく事とします。

平成20年2月19日(火) 第8回研修



 木村理事長の「こんにちはっ」という語尾に力のある元気なの挨拶に、一斉に「こんにちは」と大きな返事が帰って来ます。

 発声訓練では、呼吸から「あかはなま・・・・・」と一人ひとり前に出て読んで頂きます。

 それが大好きな方とまだ恥ずかしくて声が出ずらい方と声は出るものの「あいうえお」の発声が安定しない方など様々ですが、集中する力・発声しようと言う意欲が高まって来たことを確かに実感しました。

 そのような中で、女性のEさんは初めて「おくのほそ道」を前に出て読みました。1行読むたびに「イヤーー」と叫びます。しかし「月日は・・・」と言うとハッキリと読んで下さいます。また、読み終わると「イヤーー」と叫びます。そうして結局最後まで読んでくれました。皆さんからの暖かい拍手を頂き「良く出来ました」と声をかけるとニッコリしました。
次の訓練で、どう変化するのか楽しみです。

 いよいよ若駒の里も、8回の研修を体験しました。他の施設で始まったように、少しづつ心を開き声が出るようになり、気持ちよくなって「おくのほそ道」の朗読を始めてくださいます。

 もう既に「おくのほそ道」の俳句の所は、大きな声を張り上げて読むのが好きな方が決まっています。皆さん夫々個性を出しながら声を出すことの清々しさや楽しみを実感して頂いたようです。

 中には,汗びっしょりになりながら声を出す人も居ます。うまく発声出来ない方もニコニコしながら前に来て下さいます。一歩一歩の着実な変化を職員の皆さんも実感して頂いているようです。

 職員の皆さんがこうした変化を実感し、日常の訓練・作業の時間に「感声の発声」を定着させていくとその変化のスピードが早くなり、そして力強くなります。それは、夫々の施設の訓練プログラムがありますので多少の時間的な違いはありますが、着実に変化します。

 今後がたのしくなります。皆さんありがとうございました。

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