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トピックス
東久邇宮記念文化褒賞受賞




 平成20年11月3日(月)文化の日、京王プラザホテルに於いて、東久邇宮記念文化褒賞の受賞式典が午前11時より開催されました。
 会場には、の東久邇宮記念会会長の豊澤豊雄さんはじめ受賞者・関係者など約100名が参集し厳かに挙行されました。
 木村紀子が、指名されると会場全体に響き渡る大きな声で「はい!」と返事をすると、一瞬間をおいて大きな驚きのどよめきが会場を包む中、賞状と記念品を賜り「ありがとうございました」という声の力が会場を圧倒しました。
(写真は、門馬義芳副会長より賞状と記念品を賜る木村紀子。)

 今回の受賞を名誉と誇りにし、さらに人間力を磨き日本の発明と創意工夫・文化の発展の為に努力を怠ることなく精進し、実践して参ります。
 より多くの皆さんのご支援ご協力を頂きます様宜しく御願い致します。

'08年度毎日介護賞受賞


 2008年度毎日介護賞・毎日新聞社千葉支局長賞を受賞しました。
 地域で元気に生きる続けること「福祉こそ文化」と考え活動しています。



 製作したアクリル画「飛翔」の前の木村紀子理事長(写真)
 このアクリル画は重度の知的障害者の社会参加・自立の為に指導し大きな成果を上げています。

 誰しも生まれ、生活して来た地域でいっしょに過ごすことが一番です。介護を受けるとしても「介護を受け続ける」ことを前提とするのではなく、「介護は元気になる為のもの」と考えることのほうが自然だと思います。
 それを支えるのが地域力の1つです。地域の役割を担っている方に長寿の方々の誇りと生きがい・豊かなエネルギーそのもののを感じます。

 今は、介護が営利事業や仕事と考える風潮が強く、お金があれば死ぬまで幸せに生きられると思っている方が多いのではないでしょうか。そこに人間の心があるのでしょうか。
 あたたかい心が希薄になり。物の様に扱われる現実もあります。また、そうした施設があまりにも多い現状に複雑な思いを禁じ得ません。

 家で生活しているときは心も元気だったのに、施設に入ると急変する事例の如何に多いことか、それが現実です。それは何の為の介護施設・介護なのでしょうか。

 家庭や地域の「文化としての福祉力」が弱くなり、繋がりが希薄になる中で誰とも話すことなく孤独死という多くの悲劇も生まれています。

   元気に健康で生き続けるために、これからも文化としての福祉、感声による地域活躍・生きがいづくり「声で育む幸せづくり」を更に広め、地域文化自体の持つ福祉エネルギーを活性化させ、元気になる為の地域介護を目指して努力して参ります。今後とも暖かいご理解を心より願っております。

全国報告会in網走市




 初めて降り立つ北の大地。
北海道女満別空港に降り立ち、肌寒い空気にオホーツク文化発祥の地を感じました。
 ほとんど直線で信号の無い道路を一路網走市へ。北欧のイメージで美しく紅葉する網走湖を左に限りなく平らで広々とした平原に極寒の流氷の地が思い浮かびます。
(写真は、女満別空港にて木村理事長とジョブコーチの駒井さん)

 10月29日(水)午前10時。網走市北コミュニティーセンターに約50名が参加して開催しました。

 会場には網走市と北見市を中心に多くの参加者がありました。
 特に網走の全国報告会には、さいたま市からデイケアグリーンフィンガーズの皆さんも参加し、朗読の発表で友情出演をしていただきました。

 主催者代表として木村理事長があいさつし、初めての北海道で参加者の皆さんの手拍子を頂き「ソーラン節」を唄い感声による全国報告会の意義を紹介しました。

 続いて、長島忠美衆議院議員・北海道議会副議長鰹谷忠道議会議員と平賀貴幸網走市議会議員のメッセージが紹介されました。



<メッセージ要旨>

長島 忠美 衆議院議員

「感声アイモ様
 中越大震災から4年が過ぎました。
 全国の皆様から今日まで大きなご支援を頂いています事に心より感謝を申し上げます。
 発生時、大きな悲鳴を上げたような気がします。でも避難所での集団生活、3年2ヶ月にものぼる仮設住宅暮らしの中で、何となく声をひそめて身をよせあって生きて来た様な気がします。
 そんな時、木村さんが感声アイモの「声」を被災地に届けてくれました。
 大きな声を出してみよう。大きな声で話してみよう。
 心が軽くなるかもしれない。気持ちが晴れるかもしれない。
そんな気持ちで皆が参加をし、仲間と一緒に腹からの声を胸の思いを大きな声で話したら笑顔がもどりました。
 人は誰もが一人では生きていけません。でも仲間がいたら思い切って大きな声を出して生きている事を実感しながら歩き続けていけると思います。
 感声アイモの活動に心から期待申し上げ全国で開催されます報告会「声で育む幸せづくり」のご盛会を祈念し、お礼とあいさつに致します。」



鰹谷 忠 北海道議会副議長

「声で育む幸せづくり」をテーマに、地域福祉の確立に向けた取り組みが、当市で開催されますことを心より敬意を表し厚く感謝申し上げます。
 今日の自立支援制度の問題点とそのあるべき姿が様々問われておりますが、いかなる制度であっても、福祉に関する制度は、支援する人もされる人も人間として、幸せを感じる制度でなければなりません。
 そのためにも、実践を通して得られた現場の生の声こそ、制度に魂と生命を与えるものと考えます。
 本日の取り組みがそうした点からも、大きな成果を上げられますことを、心よりご期待申し上げます。



平賀 貴幸 網走市議会議員

「声で育む幸せづくり」ということで、福祉サービスを利用する人々、そしてその周りの人々に、明るさと自信をもたらすであろう研修会が網走市で開催されますことに対し、心よりお礼を申し上げます。
 地域で最後まで尊厳ある暮らしを送り続けるためには、周りからの支援はもちろん大切ですが、家族から良い意味で、「自ら、意思を持って自立して行く。」ということが大切になって参ります。
 私としましては、今回の研修会がそのためのきっかけの1つになればと期待申し上げると共に、今後、障がい当時者・家族・支援者など、関係各所の活動に今日の成果が生かされることを心よりご期待申し上げます。」



(写真は、お忙しい中終盤に駆けつけて頂いた平賀貴幸網走市議会議員)


 報告会では、感声アイモの菅原三記事務局長が全体報告をしました。
 その中では特に・・・
「道産子である菅原の故郷で初めて感声の内容を紹介することに大きな意味を感じています。気候ばかりでなく経済的にも厳しい中で、障害者・高齢者をはじめ全ての人の元気で地域の活性化を実現してほしい。
 全ての産業・行政施策・教育も含め人間力の向上と健康・将来に向けた向上意識と展望が無ければ地域の活性化は出来ません。その土台・基礎となるものは心の健康と体の健康がバランスが充実して行くことです。
 感声は、介護予防・予防医療という意味でも活用の幅か広く、現実に地域障害者施設でその利用者が自ら進んで訓練を楽しみ、発声に朗読に積極的な意欲を発揮して来ました。

 就職支援施設では定員を超える就職者が出て、20年度は定員を増やしています。
今までの常識にとらわれず、北海道の開拓精神を日本の開拓に活かしてほしい。
 北海道の網走から日本の福祉と教育を輝かしいものに発展させ、全国からその成果を学びにくるような全く新しい取り組み・事業が生まれることを願っています。」
と地域の活性化は人間の元気から生まれることを強調し、今日までの取り組みを紹介しました。

 施設の報告としてさいたま市から参加したグリーンフィンガーズの矢嶋脩司施設長より発表に当たっての挨拶がありました。
その中では、「パウドケーキの販売を中心に年間550万円以上の売上げを上げており、今年度は600万円以上を目標にしている。
 感声アイモの訓練を毎週3回くらい行っているが、そのポイントは腹式呼吸で大きな声を出すことです。今日発表の機会を与えて頂いてありがとうございました。」




 発表では、グリーンフィンガーズの皆さんが営業で使用するお揃いの白い制服にきりりと身を包み整然と舞台に上がりました。(写真)

 大きな声で発声訓練「あかはなま・・・」の後、佐渡市畑野宮川出身で元国士舘大学大学院(日本語学・日本文学・万葉集)教授の故福田眞久先生が著わした「片雲のこころおくのほそ道・芭蕉のこころ三百年」(芦書房)の序文から暗誦してくださいました。

 それは大変元気な声の朗読で、「発端の『月日は百代の過客にして・・・』(中略)から、旅立ちの『行く春や鳥啼き魚の目は泪 是を矢立ての初めとして行く道なをすすまず。人々は途中に立ちならびて、後ろかげのみゆる迄はと見送るなるべし』までを朗々と読み上げました。
 会場は、訓練でこのように大きな声が出せるようになったことと、生き生きと社会参加している姿を目の当たりにし感動に包まれました。

 発表に続いて、この訓練の要点をまとめたDVD「感声」の抽選会を行い当選に贈呈しました。
 北海道の皆さんに、木村理事長が鈴木牧之作北越雪譜より「雪吹」を朗読しました。

 菅原三記が、自発的にかつ自然に大きな声が出来るようになる感声の訓練方法を紹介し参加者全員で呼吸と発声の訓練をして全国報告会を終了しました。
 午後から、希望参加者を対象に感声の訓練方法の要点を紹介する研修会を開催しました。
その中では個別指導を行い感声の実際の発声方法を各自の声の出し方に合わせて具体的に紹介しました。
 感声を出すためにはこころを「水平」に保ちながら行います。具体的には、うつ症や自閉症と診断されている人に会話を目的に訓練をするのではありません。
 その人が自分から進んで自然に声を出したくなる様な訓練方法を身につけることを体得して頂く点が感声アイモの開発した独創性の1つです。

 そのためには簡単なメンタルトレーニングが必要ですがだれでも直ぐに出来るようになります。
 いままで家庭でも学校でも医者でもなかなか難しいとされ、出来なかった会話によるコミュニケーションが地域障害者の更生施設全体で一同に訓練出来る方法を実感して頂きました。

 今後、この訓練方法を全国に拡げたいと思います。

 網走市の皆さんの今後の鍛錬を期待します。

 寄せられたアンケートの中で特徴的な感想と意見を紹介します。



(写真は、特定非営利活動法人夢の樹オホーツクの網走市大地地域自立支援センターの前にて)


アンケート及びコメントより

・パンの袋詰めとお掃除の仕事をしている女性が何度も話しかけて来ました。そのコメントです。「グリーンフィンガーズさんは、私達のために、一生懸命がんばれば出来るということを教えてくれたんですね。とても感動しました。
・はじめて声を聞きました。勉強になりました。
・木村さんに初めて会ってちょっときつい人だなと思います。なれたらよいかもね、ぼくはひとみしりです。
・今までにない講演内容だったので、気になっていました。実際に障がいを持っている方の発声を間近で聞くことが出来てよかったです。生き生きと発声している姿に感動しました。
・勉強になりました。感声と声育士が理解出来た。
・まず、はずかしがらないことが大事なのでそういう雰囲気を作ると、いいかなと思った。感声と声育士が理解出来た。
・感声と声育士が理解出来た。(家族)
・発声の素晴らしさにとても驚きました。感声とうい方法で言葉が話せるようになるとしいう事に驚きしました。声育士という職業を初めて知り人の為に役立てる良い職業だと思いました。感声と声育士が理解出来た。
・正直、最初はびっくりしました。でも菅原さんの話しを聞くのと同時、発声を聞いて、話しができなかった方が出来る様になったというのもわかる様な気がしました。感声は理解出来た様な出来ない様なまだ何とも言えません。声育士も感声と同じです。
・大きな声を出すことはいい事だと思う、でも頭でわかっていても普段出す事がないので機会があれば出していきたいと思います。
・今は大きな声を出すことが良いとTVでもよく見ます。やはり、大きな声を出す事は体にも心にも良いと実感しました。
・感声について理解出来た。良い経験ができました。
・声育士について理解出来た。もっと沢山の話せない人に声を出せる様広げていってほしいと思いました。
・頂いたDVDを役立てる様に使いたいと思います。ありがとうございました。
・感声について理解出来なかった。声育士は理解出来た。(30代女性)
・発声の体験をして自分の腹筋のなさに驚きました。夢の樹の利用者にも、言葉のない利用者や、うつ状態で話さなくなった方がいるので、この方法で話す事が出来れば、嬉しく思います。感声と声育士が理解出来た。
・感声と聞いて、どういうものかピンときていませんでしたが、話しを聞く事で、声の力について興味を持つ事ができました! 感声についてどういうものかという部分が理解できなかった。声育士について理解出来なかった。声でコミュニケーションが取れれば良いですね。
・息を声に感声という気持ちでした。感声は理解出来た。声育士は理解出来なかった。
・たのしかったです。
・勉強になりました。感声と声育士については理解出来なかった。
・グリーンフィンガーズの皆さんが「おくの細道」の発表をされたのがとても良かったです。顔の表情もいきいきとしていました。文章のひさつひとつがとてもはっきりと聞く事が出来、とてもひきつけられる感じがしました。
・発声の基礎ができるとあいさつもしっかりする事ができます。一般就労が可能になるのが驚きました。

その後のお便りより。
「 先日はとても有意義な研修ありがとうございました。
夢の樹オホーツク職員一同また、地域住民になり代わりまして感謝申し上げます。
今回の研修をうけ、自信がつきました。今まであまり声を出す様な活動をしてこなかったので今後の福祉活動・地域支援活動に生かしつつ明日からの力としていきたいと存じます。(省略)
網走市の皆さんありがとうございました。また、ご後援を頂きました皆さんありがとうございました。今後とも宜しく御願い致します。


参考資料

網走市報告会でのポスター

網走市報告会でのポスター
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